2010年9月18日土曜日

◆275日目:アイツ・ベン・ハット(モロッコ)13日目 275th day Morocco


おはようございます。
今日はアイット・ベン・ハドゥに行くために朝から
参加できそうなツアーを探したり、色々。
その間、僕は近所のモロッコ人のおじさんの
バイクに乗せてもらって遊んでいました。

ツアーを探していたパパもママもモロッコ人の
適当っぷり、
嘘つきっぷり、
ボリっぷり、
しつこさっぷり、
に疲れながらも、ようやくアイット・ベン・ハドゥ
行く方法を決定。
プライベートタクシーで行ってもらうことに
それでもタクシーに乗ろうとすると最初言っていた値段と乗る寸前の
値段が違う!!!
「あ”~もう!!」と言いながら、再度交渉開始。
結局納得の行く価格に落ち着いてようやく出発!
行く前から、ヘトヘトのパパ&ママ。

アイット・ベン・ハドゥまでの道のりは片道4時間。
今日は日帰りなので、往復8時間。
「1日で8時間もタクシーに乗るなんて初めてだ・・・」
なんてパパもママもつぶやいていました。
こんな山道を通りながら、アイット・ベン・ハドゥへ。
2時間経ったところで、途中休憩。
途中休憩の街はこんな感じ、
僕達は、軽いおやつを購入。
タクシーの運ちゃんはどうやらランチを食べたかったみたい。
食堂へと入っていきました。
そして僕は車の中で大騒ぎ!
アイット・ベン・ハドゥは世界遺産にも登録されている
要塞の町。アトラス山脈を越えたところにあります。
アトラス山脈の山頂2260m地点。
ここを過ぎた後は山道を下って、
アイット・ベン・ハドゥの街に着きます。
アイット・ベン・ハドゥの街が見えてきました。
アイット・ベン・ハドゥは、よく映画の舞台に使われます。
「グラディエーター」や「インディージョーンズ」
ヒッチコックの作品の内3つの映画にも出てきています。

タクシーで行けるのはアイット・ベン・ハドゥの新市街まで。
旧市街に行くには河を渡らなければいけません。
河を渡る方法は・・ロバ!
ママと僕&パパに別れてロバに乗って河を渡ります。
午前中に雨が降っていたらしく河の水は増水。
流れも速く、ロバが大変そうでした。
旧市街側に到着。要塞の中に入っていきます。
この街にはまだ数家族が住んでいます。
アイット・ベン・ハドゥの建物の壁は日干しレンガで出来ていて、
干しレンガは、泥に裁断した藁を混ぜ乾燥させて作っています。
アイット・ベン・ハドゥの街の丘の上まで登ることができます。
上からの景色は本当に映画の世界!
丘の上でひとやすみ。
あまりの街の景色の美しさに見とれてしまいます。
そうはいっても、下で河を渡るためのロバが待っているので
僕達もそろそろ行かなければなりません。

映画の世界、どこかのアミューズメントパークの世界に
迷い込んだ気分になりました。
帰りももちろん、ロバで河を渡りました。

アイット・ベン・ハドゥでの滞在時間は約90分。
その間、タクシーの運ちゃんは待っていてくれました。
その後、また4時間かけてマラケシュまで帰ってきました。
あ~疲れた、1日に8時間ものタクシーは疲れる!

でも、もっと疲れたのはきっとタクシーの運ちゃんだろう、
「今日は帰ってすぐ寝る」と言っていたし。
疲れたとはいえ、タクシーはベンツだったし、
革張りのシートだったし、
アイット・ベン・ハドゥは最高に素敵な街だったし、
タクシーの運ちゃんはなかなか良い人だったので、
(このタクシーに乗るために仲介に入ったモロッコ人が
嘘つきモロッコ人で大変だったけど)
今日は、モロッコを色々な意味で堪能した満足満足な1日でした。

ちなみに往復8時間のタクシー&90分間の待機で
タクシー1日のチャーター代は750DH(約7500円)でした。

◆392日目:僕たちの旅の最終地点:日本 392nd day: Our final destination, Japan

ようやく僕たちの今回の世界一周旅行最終地点、 「日本」にやってきました! 僕にとっては生まれてはじめての「ニッポン」 そして今日、1月13日は僕の2回目のお誕生日!! パパとママの育った「日本」という国は 一体どんな国なのか、今から楽しみです。 392日間...